「ガネーシャ」独言

氷川清話と広辞苑
昨日は台風一過の後のフェーン現象
大阪も猛暑でした。

ただ室内(といっても病室ですが)からは青空も見え、
空調も効いた中で時間だけはあるので、読書三昧。

石田衣良1ポンドの悲しみ」に
井上光晴「明日」を読了。

「明日」は某氏の薦めで読みましたが、
とにかく泣けました。

夕方、自宅戻り、子供たちはアルバイトに出ているため、
家事全般トライ、難なく終了。
主夫はいつでも、OKです。

夜、全ての作業終え、
龍馬を初めとする明治維新関係の本がずらりと並ぶ部屋で
久々、お勉強。

机上にあるのは“氷川清話”。
明治32年まで生きた勝海舟
晩年、赤坂は氷川神社近くに居を構え、
そこに通った3人の新聞記者が海舟にインタビューを試み
纏めたのが“氷川清話”。

手元の本は某先生から譲り受けたもので、
発行当時のままのものであり、
とにかく読み薦めるには、片手に広辞苑が欠かせません。

別段、いつまでに読めという締め切りのあるものではなく、
少し読んでは辞書を引き、
引いた言葉の周りの言葉をまた読み耽ったりと、
至極の時間を費やしておりました。

これを深夜2時ごろまで、夜更かしも楽しんでおりましたが、
さぁ、寝ようかと思ったときにハプニング。

20年近く愛用していた広辞苑を本棚に仕舞おうとした所、
また、バラバラに。
綴じの部分をテープで止めたりしておりましたが、
流石に寿命なんでしょうか、
修復不可能なぐらいバラけてしまいました。

新村出さんに詫びつつ、
明日、買い替えに行こうと思いつつ、
寝床についた次第です。

さて“氷川清話”、読了までには、
今、暫く時間が掛かりそうですが、
新村出さんの伝記なども、あれば読んでみたいなと思っております。
偽装国家
昨日、ひさびさ独りで大阪をぶらつきましたが、
合間、書店もブラブラしておりました。

普段、仕事関係の本や、
題名などが分かっている本は、
専ら“アマゾン”で購入していますが、
何気にいろいろな本を立ち読みしつつ、
よさ気な本を購入するのは、
昔からの楽しみの一つでもありました。

インターネットでも、
このブラブラしながら本を探すと言うような機能を持たせれば、
また新たなビジネスが確立できるのかも、などと
本を眺めつつ、企画の一端が頭を過ぎったりはしておりましたが、
とにかく、また脈絡もない本、5冊を購入してしまいました。

その買い求めた本の1冊に
勝谷誠彦さんの“偽装国家”
普段より、今は有料となった彼のBlogにて、
毎朝、彼の主張を、結構、賛同しつつ拝読しておりましたが、
とにかく、この“偽装国家”も、読み進みつつ、
心の中で何度も、“そうそう”と頷きつつ、
一気に読み終えました。

今、歯車が明らかに狂いだしている、この国。
その原因の一端を、この“偽装国家”は教えてくれています。

日曜の朝からテレビで、
手前勝手ばかり話す政治家の談に辟易している方には、
お薦めです、“偽装国家”は。。。
鈍感力について
昨日の結果は、
そこそこでした。。。


さて、昨晩、積読(つんどく)の中から1冊、
かの小泉純一郎の一言でベストセラーとなりつつある
渡辺淳一著「鈍感力」を読みました。

この本、2007年2月10日に第1版が刷られ、
3月11日には第4班が出ているのだから、
まず100万部ほどは軽く売れるんだろう。
(今年の流行語大賞の候補にも早、なっているようです)

“鈍感力”
読み進んで行くうちに、
自分自身には、あまり役立たないというか、
頷けるところが多々あり、
つまり自分は“鈍感”なんだなと納得したり。

この“鈍感力”があれば、
精神的にも肉体的にも非常にいいようで、
確かに、最近は何があっても、
悪いストレスは感じなくなっており、
且つ毎日、快眠、快食、快便である。

この鈍感力、冒頭の一節。

“それぞれの世界で、それなりの成功をおさめた人々は、
才能はもちろん、その底に、必ずいい意味での
鈍感力
を秘めているものです。
鈍感、それはまさしく本来の才能を大きく育み、
花咲かせる、最大の力です。”


現在、成功をおさめていない私、
ということは、私の場合は、
ただ単に、鈍感なだけのようです。。。
鈍感力
前首相・小泉さんの一言は、
未だマスコミを騒がすようだ。

“鈍感力”
渡辺淳一のエッセイの題を引用したようであり、
小泉さんの言わんとするところも、確かに肯けるところも
少しはある。

人には自身の努力、頑張りで変化を生み出せる
影響の輪というものと、
何をどう頑張ろう変えることのできない
関心の輪というものがある。

この関心の輪の出来事に関しては、鈍感であって一向に構わない、
いや鈍感であるべきであると考える。

よく人の話を聴いていると、
関心の輪”の部分に対して
怒り、悲しみ、そして嘆いている事が多い。
そんな人には、この“鈍感力”を薦めもしたいが、
日本でもっとも“影響の輪”が大きく、
関心の輪”が小さい、一国の首相が鈍感であって
果たしていいものかと、首を傾げる。

ままよ、私にとって小泉さんも安倍さんも
関心の輪”の範疇の方々なので、腹も立たず、
まさしく鈍感でもいられるが、関心だけは寄せておきたい。
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