「ガネーシャ」独言

半歩先
スケジュールが埋まっていくと書きながらも、
夜はしっかりと情報交換&脳活性化で
夜の酒場会議に足を運んだりしております。

さて、昨日も少し疲れた身体を引き摺って、
浜松町であさやんと待ち合わせ。

待ち時間の間に、貿易センター内にある本屋をブラブラ。
最近、読みふけっている重松清の小説を買ったりしていると
一角にいま話題?の“セカンドライフ”のコーナー。
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まもなく日本語版がリリースされるセカンドライフですが、
既に英語版だけで、飽きてしまった私にとっては、
どうでもいいような本屋のコーナーですが、
本屋の平台をみれば、
今、何が流行ろうとしているのかが分かると言われるぐらいですから、
今後、きっと、このセカンドライフは盛り上がっていくんだろうな、
と考えながら、ちょっと昔の事を思い返しておりました。

このセカンドライフのようなコンテンツ、
実は1998年、ソニーが開発しておりました。
名前は“PAW”。
http://ascii24.com/news/i/topi/article/1998/10/09/602330-000.html
paw_s.gif

http://www.forest.impress.co.jp/article/2001/06/21/paw.html
バーチャル空間に、自分の化身“アバタ”が
ある島に入り込み、島内では自分が選んだペットが案内役。
他人との会話はチャットで行い、島内の通過はペットの“ウンチ”。

当時、ようやく常時接続が出だしたころではありましたが、
ナローバンドの世界に、多い時では島内に数千人が入り込み、
中には1日中、PAWの中で遊んでいる人などもおりました。

そして、このPAWの中では、
時間の概念や
遠近感(波打ち際に行くとだんだん波音が聞こえてくる)などもあり、
PAWが開設されて半年後ぐらいには、
自然とルール(他人のペットのウンチをとってはいけない)や、
イベントなども起こり出しておりました。

またこのコンテンツを某国立大学は実験的に授業に活用し、
教授に学生皆がアバタとして入り、
バーチャル授業なども行われておりました。

しかし、まだ、この1998年という時代には、
このコンテンツは早すぎたのでしょう、
2年ほどで、このサービスは中止されました。

このPAW以外にも、1995年から2000年ごろのインターネット創世記には、
今、流行っているコンテンツの多くが実は存在しておりました。

ただ、全て回線速度の問題やユーザー側の意識が
コンテンツに追いついておらず、
その多くがお蔵入りとなってしまったわけです。

膿が溜まりもしない時に、針を立てても血しかでない、
と言われるように、時期が熟していない時には、
何をやっても成功はせず、痛みしか残らないようなものでした。

私自身、1997年にインターネットカメラなるものを知り、
それを幼稚園に置こうとか、
街角でファッション・ウォッチングだとかの企画から、
実際、サービスインしたものもありましたが、
ことごとく失敗した経験を持っております。

他、まだまだ、多くのお蔵入り企画を温存しておりますが、
時期が来れば、再トライしてみようかなどと、
野心も少し持ったりもしております。

“一歩先を見つつ、半歩先を歩く”

これが成功の秘訣と言われますが、
果たして“セカンドライフ”、
半歩先のコンテンツなんでしょうか。。。
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